当時、組織では目標管理、人事評価が始まり、管理者をしていた私は体裁を整えるだけの取り組みしかできず、能力の無さに呆れていました。またどの会議に参加しても対話が無く、固定観念に縛られている感覚があり、外から見つめ直したいという欲求があったと思います。
そんな時、知人からコーチングの誘いを受け、コーチというwordに何となく救いを感じて受講しました。
スタッフのモチベーションに繋げるはずの目標管理に答えを用意していた私ですが、コーチングを学んで真っ先に食らったパンチは「答えはその人自身の中にある」という教えです。もう一つは「人間は誰もが無限の可能性を持っている」という教え。
元々、自分は皆が生き生きと働ける職場を理想としていました。そのためには一人一人の自律が必要だと考えていたことを思い出し、コーチングの考え方にとても共感できました。
コーチングを有効に進めるためのスキル、知識を学んだ事は自信につながり、それらを活かしつつ互いの成長を信じて人と関わったことで、気持ちが少し楽になりました。
小さくても良い変化が生まれると嬉しいものです。もう一つ嬉しいのはこの講座は色々な職種の方々と交流でき、楽しく温かな雰囲気で受講できる事です。なので安心して再受講できました。
今は定年退職後の新しい環境で信じる、認める、任せる姿勢を忘れず仕事を楽しんでいます。
第3期、6期修了者 渡部明代
夫と会社を経営しています。数年前、中小企業家同友会様より「小規模企業地域課題対応スキルアップ支援事業」に参加するなら好きな講座を選んで講師の方に会社に来てもらうことができるよ、というお話をいただきました。
たくさんの講座の中から、「コーチング」って最近よく聞くけど、どんなものだろう?と興味を持ち、選択。これがコーチングとの出会いでした。
半年間コムの小川先生夫妻に会社にお越しいただき、半数がコーチング、半数が電話応対などの接遇について学びました。
コーチング講座を受けて…目から鱗体験、でした。
「全ては本人の中から」頭の中がまとまらない、自分がどうしたいのか、どうしていったらいいのかわからない。それを、自分自身の考えで解決できることの爽快さ、驚き。全く違う視点から物事を見たり考えたりすることからの発見。
何もかもが新鮮で、会社での講座が終わるころには、自分が釧路の講座に参加することを決意していました。
毎回帯広から、時には雪でひやひやしながら車でうかがい、コーチング講座を2期とチーミングリーダー講座、他に単発の講座に何度か参加させていただきました。
会社での面談、部下からの相談を受ける際、そして家族とのかかわりなど、全ての場面で、これまで学んできたことが活かされていると感じる日々です。
講座と懇親会を通して恩師、学友との大切なつながりができたことも、自分の大きな財産となりました。これからも、どうぞよろしくお願いいたします!
第4期修了者 藤田由美子
コーチングを学び始めた時期は、正直自分がとても必要としていた、というわけではなかったように思います。「高いお金を出して東京に行かなきゃ学べないようなことが釧路でも学べる」という話を聞き、お得感と好奇心から参加してみたのが始まりです。
参加してみると、毎回毎回とても刺激的でした。自分が仕事でいつも漠然と大事にしていること、なんとなくもやもやしていたこと、などが活きた言葉として頭や体にスーッと入ってくる感覚です。「そうそう、やっぱりそうだよね!」と共感できることや「そういうことだったのか!」と腑に落ちる経験の楽しいこと!養成講座は、次の週から働くためのガソリンをいつも満タンにしてもらえる場でした。
コーチングを学び始めると仕事だけではなく、生活のいろんなところにコーチングで学んだことが隠れています。というか、今まで気づいていなかっただけなのでしょう。それを見つけられた時のにんまり感。
今では大げさではなくコーチングは私の人生には必要なものであり、出会いも必然だったと確信しています。そしてなによりコーチングを通じて知り合えた多くの学びの仲間の存在が私の人生を豊かにしてくれていると感じています。
第6・8期修了者 藤原久美子
コーチングを学び始めた当時、組織という大きな壁と自分自身の心の葛藤を抱えてすべての原因は外にあるとばかりに感じていた時でした。
以来、8期から11期まで継続受講していますが、コーチングを学び自分自身と向き合う事で自分の思考ぐせや物事の捉え方、価値観について客観視できるようになりました。
学ぶ過程で、これまでは「自分は正しく相手が間違っている」と自分のものさしで一方的に決めつけて相手を自分が思うように変えようとしていた事に気づくことが出来ました。
人にはそれぞれに価値観があります。
まずは相手を認め、接し方や伝え方を見直していきました。
相手を変えようとする前に自分自身が変わることによって不思議と相手の反応も自然に変わっていきました。
他人とのコミュニケーションもスムーズになり日常の小さな幸せにも意識を向けられるようになったことで、とても生きやすくなったように感じます。
コーチングは未来への働きかけでもあると言えます。
答えは自分の中にあります。
「これから自分はどうなりたいのか」
ありたい姿に進む原動力はコーチングを学んだからこそだと思います。
コーチングはビジネスシーン以外にもプライベートでも活用する場面がたくさんあります。
プロフェショナルコーチの認定を目指す方以外の方でも学んだその日からたくさんの気づきを得られる講座でした。
ぜひ、この講座を通してひとりでも多くの方にコーチングの良さを知っていただきたいです。
第8期修了者 佐々木昌明
私のコーチングとの出会い。
当時マナー研修などを行っていても「コーチング」について知りたいと言う声が聞こえてくるようになりました。
自分自身がまずしっかりと理解しなくてはいけないと思い講座を受講することになりました。
受講してすぐに…コーチングが必要だったのはすぐ目の前にある家族だったことに気がついたのです。当時10代だった娘は進路にとても悩んでいました。意識して接したわけではないけれど…コーチングを学んだことによって多分、私の中にも変化が生まれ娘の可能性を信じることができたのだと思います。
娘は大きな方向転換ではあったけれど自分の意思により、自分の思いを叶える事ができました。同じように私自身も未来の自分を見つめることができたのだと思います。
コーチングを学ぶことで会社でも家庭でも一方通行だったコミュニケーションのあり方に変化が出てくることを実感しています。
人が人を変える事はできないと思います。でも自分で変わることはできるのです。
「答えはその人の中にあり、その可能性を信じること。」これからもそのことを伝えていきたいと思っています。
第3期修了者 山本さおり
私がコーチングを知ったのはコムさんからお誘いを受けたのがきっかけでした。何にでも興味のある私なので、軽い気持ちで受講した記憶があります。